
2004/08/04
[HUCD-10007]
¥3,150(tax in)
[amazonで購入]
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All
Tracks Arranged by Hiroki Kashiwagi and Taroma Koshida
Except CASA FELIZ (Jazztronik Remix)
Additional Production and Remix by Ryota Nozaki (Jazztronik)
Ilha de Esperanca: Percussion Arrangement by Satoshi Ishikawa |
| 01.
航海記 |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitars: Taroma Koshida / Piano: Dai Sakakibara
/ Bass: Kiichirou Komobuchi / Drums: Tappy Iwase /
Percussion: Yoichi Okabe / Accordion: Yoshiaki Sato
今回のタイトルチューンのこの曲は、実はひょんなことからこの形になりました。
もともと、わりとスローなテンポの少しへんてこな曲を書くつもりでざっと作ってみて、共同プロデューサーである相方の越田太郎丸と二人で音を出してみたところ
『この曲は早いバイヨン(バイヨンというリズムの、ノリのこと)の方が、かっこいいよ』と、言われ、“なるほど”と思った僕は曲全体を大改造することにしました。
しばらく何もアイディアが出ずに曲の進行がストップしてしまったのですが、ある夜、枕元においてあった「ドリトル先生の航海記」を読んでいたら、この本に登場するスタビンズ君というドリトル先生の助手の少年が、初めて先生と旅に出られることになり、とても興奮して『やったー!!僕は航海に出るんだー!』みたいなことを言うシーンがあって、そこを読んでいたら急にメロディーが浮かんできて、曲の全体像も一緒に湧いてきました。
その次のプリプロ(タロマくんとのレコーディングに向けての準備作業)の時に、リニューアルしたこの曲を一緒に弾いてみたところ、“こりゃいける”と具体化が始まりました。
そのとき既に一つのアイディアがあり、それは前作にも参加してくれて素晴らしいアコーディオンを聴かせてくれた佐藤芳明さんに、この曲を弾いてもらいたいということでした。
実際レコーディングしてもらった時は感動しました。様々な技巧も見せてくれたし、かっこいいソロを弾いてくれて曲全体がいっそう楽しいものになったと思います。
この曲に込めた想いというのは、”今から旅に出るんだ”という期待感、ドキドキ感、そして多少トラブルがあるかもしれないという小さな不安感、でもきっと最後には最高に楽しい旅になるという希望みたいなことです。そんなことを思いながら聴いてもらえたら嬉しいなぁ。
(kashiwagi) |

| 02.
Ilha de Esperanca イーリャ・ヂ・エスペランサ |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitars, Cavaquinho: Taroma Koshida / Piano: Dai
Sakakibara / Bass: Kiichirou Komobuchi / Drums: Tappy Iwase / Percussion:
Satoshi Ishikawa, Seiji Fukuwa / Flute: Takahiro Miyazaki / Chorus:
Hiroki, Taroma, Dai, Kiichirou, Tappy,Iuko, Satoshi, Seiji, Shizuka,
Noriko, Tozzie, Nanax
今回のアルバムの中でずっとやってみたかったトライをしたのがこの曲。
大サンバ隊をとにかく1回入れてみたくて作りました。
で、ライブをやるときに皆(ミュージシャンもお客さんも)で歌ってくれたらいいなと思っています。
この曲では、船で旅に出た一行が暖かい気候で暖かい人々、美しい自然に囲まれた島に着きました。そこではまず小さな宴が催され、そのお礼にと一行は音楽を始めたところ、その島でパーカッションを叩ける人が次々と参加し、最後
は島中の人たちが歌い始めて、一行と島の人々はますます仲良くなったのでした・・・っていう光景を感じてくれたらいいなあ〜、なんて。
ゴキゲンなパーカッションアレンジをしてくれた石川智さん、前作「CASA FELIZ」に続き素晴らしいソロを吹いてくれた宮崎隆睦さんがこの曲を盛り上げて、ホントに感謝感謝です。
楽しそうな島でしょう?”希望の島”は!! (kashiwagi) |

| 03.
na alameda da Fortuna ナ・アラメーダ・ダ・フォルトゥーナ |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitars: Taroma Koshida / Flute: Takahiro Miyazaki
/ Percussion: Tappy Iwase
自身も2枚のリーダー作を出している、ヴォーカリストTOYONOさんの曲。
彼女とはよくセッションをやったり、彼女の1枚目のアルバムに僕が一曲書いたりという音楽仲間。
去年、山形でセッションをやったときにこの曲が出来たばかりでスキャットヴォーカルとバンドという形で演奏したのですが、僕自身この曲がすごく気に入っていました。そんな時、”柏木さんの次のアルバムに1曲書くよ〜”という嬉しい申し出があり、3曲のデモテープが送られてきました。その中にこの曲も入っていて、ほぼ即決。
“あの曲弾かせて” “いいよいいよ”ってな感じでレコーディングに至りました。タイトルの意味は”幸せの並木道で・・・”という意味だそうですが、
まさにそんな感じのする曲です。
タロマくんのギターアレンジも、この曲の良さを一層引き立てていると思います。
TOYONOさんありがとうー! (kashiwagi)
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| 04.
Gostou? Gostei! ゴストウ?ゴステイ! |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitar, Cavaquinho: Taroma Koshida / Piano: Dai
Sakakibara / Bass: Kiichirou Komobuchi / Drums: Tappy Iwase / Percussion:
Satoshi Ishikawa / Clarinet: Steve Sacks
このタイトルは、”美味しい?”
”美味しい!”という意味です。
食にこだわる俺としては、食べ物にまつわる曲は必要でしょう。
この曲を聴きながら料理を作ったり食べたりすると、ちょっと美味しくなるかも。
楽しいメロディーとソロを吹いてくれたクラリネットのスティーヴ・サックスさんに感謝感謝!
ごちそうさまでした、スティーヴ!
ドリトル先生の家に住む食いしん坊のガブガブも、これを聴いたらまっ先に食卓につくかも。(笑) (kashiwagi) |

| 05.
Lagoa Misteriosa ラゴア・ミステリオーザ |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitar: Taroma Koshida / Piano: Dai Sakakibara
/ Bass: Kiichirou Komobuchi / Drums: Tappy Iwase / Voice: Hiroki Kashiwagi
タイトルの意味は秘密の湖。
これもドリトル先生シリーズの一曲です。
ノアの洪水の前から生きているカメのドロンコ爺さんの為に書いた曲で、彼が住んでいる湖というのはまさに「秘境」にあります。
現実的に考えると、人間が行った事がない所はもはや地球上では少なくなってきましたが、人の手の届かない美しい自然というものがこれ以上少なくならないといいなぁ、と、考えながら作りました。
この曲の主役はベースのコモブチさんで、彼のゆっくり歩くようなグルーヴがドロンコ爺さんの歩きそのものです。
人が入って来ない森の中の湖で、ゆっくり辺りを見回しているような感じがしませんか?
さらに、美しいソロまで入れてくれたコモちゃん、ありがとう! (kashiwagi) |

| 06.
Vento Novo ヴェント・ノーヴォ |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Pandeiro: Satoshi Ishikawa
大問題作。
チェロとパンデイロのデュオはなかなかやろうと思う人はいないでしょう。人の考えないことをやるのは相変わらず楽しい。
実は無伴奏というかソロをアルバムに一曲入れようかなぁと考えていて、バラ ードっぽい曲を書いていたのですが、何か今ひとつピンと来なくて、もっと自分らしいことってないかなあと考えていたある日、この曲を思いつきました。
タロマくん曰く、“こんな事考えるのは君ぐらいしかいないよ”だそうです。
最高の褒め言葉。
そうそう、こんな曲頼んじゃってごめんちゃい、サー君(石川智)、素晴らしいパンデイロでした。 (kashiwagi) |
 
| 07.
Don't Know Why ドント・ノウ・ホワイ |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitars: Taroma Koshida
ご存知、ノラ・ジョーンズが歌って大ヒットした曲。
何かカバーものを入れようと考えていた時に全く偶然にも
続けざまに人から”柏木のチェロでノラ・ジョーンズの曲を聴いてみたい“という意見が出ました。
オリジナルのアレンジがシンプルだったので演奏するならタロマくんと二人でやろう。さらに、もっとシンプルでストレートなものにしようと、このアレンジになりました。左右から出るギターのアンサンブルが絶妙で、その中で自分なりにストレートに歌えたのではないかと思っています。
(kashiwagi) |

| 08.
Respiracao ヘスピラサォン |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitar: Taroma Koshida / Piano: Dai Sakakibara
この曲のタイトルは”呼吸”という意味なのですが、普通と全く違う方法で作曲をしました。
というのは、もう5、6年タロマくんとデュオのライブをやっていて、ある日ライブ本番中に曲のキーだけ決めて、 曲を作ってみようということになり、タロマくんがギターを弾き出し、その上にメロディーを僕が弾くという、かなりメ
チャメチャな企画をやってみたとこ ろ、偶然にもこの曲が出来ました。
MDで録音してあったのを、その後、譜面におこして、ほぼそのままのものをレコーディングしました。
レコーディングに際してはピアノトリオでやりたいという、二人の共通の考えのもと、大ちゃんに参加してもらい、サクッと録りました。
しかし、よくこのコードとメロディーが同時に何の打ち合わせもなく出てきたものです。
長いことコンビを組んでいるといろんなことがあって本当に楽しい。 (kashiwagi) |
 
| 09.
7th Lock セブンス・ロック |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitars: Taroma Koshida / Fender Rhodes: Dai Sakakibara
/ Bass: Kiichirou Komobuchi / Drums: Tappy Iwase / Vocal: Iuko Maeda
/ Violin, Viola: NAOTO
越田太郎丸が今回のアルバムのために書き下ろしてくれた曲。
カッコイイ曲というのは真にこういう曲のことを言うのでしょう。
メロディーをやっている僕やNAOTO(vn,vla)前田さん(vo)はもちろんのこと、立飛さんやコモブチさんも曲に入り込んで気持ち良さそうだし、何と言っても、この曲の聴きどころは、大ちゃんのフェンダーローズのプレイでしょう!レコーディングをしている時の表情を皆さんにも是非お見せしたかった。
めちゃカッコよかったです。 (kashiwagi) |

| 10.
Voz da Floresta ヴォス・ダ・フローレスタ |
Cello:
Hiroki Kashiwagi / Guitar, Cavaquinho: Taroma Koshida
今回のオリジナルの中で最初に作った曲です。
実は1月あたまから制作に入ろうとしたのですが、去年の無理がたたったのか心と体に音楽を作るだけのパワーがなく、気力と体力を復活させるべく、帯広にいるハリの先生をたずねて鍼治療と温泉の旅に出ました。
すると最初の治療をしてもらった夜、 いきなりメロディーが降ってきたのです。
こんなこともあるかもしれないと持って来ていた五線紙に向かい、温泉ホテルの部屋でサイレントチェロを弾いて出来ました。
その後に行った稚内のホテルでタロマくんとのプリプロをやったという純・北海道産の曲です。
音楽を作るのには、気持ちも体調もとても大事だということを教えてくれた曲です。
北海道の自然、温泉、鍼の先生に感謝という気持ちで、タイトルは「森の声」にしました。 (kashiwagi) |

| 11.
CASA FELIZ (Jazztronik Remix) カーザ・フェリース(ジャズトロニック・リミックス) |
Additional
Production and Remix by Ryota Nozaki(Jazztronik)
いつかやってみたいと思っていたことがこんなにも早く実現してしまいました。
JAZZTRONIK の野崎くんとはいろいろと交流があったし、彼の才能は本当に素晴らしいと思っていたので、 思い切ってリミックスを頼んでみたところ、快引き受けてくれました。
自分の曲がリミックスされることがこんなに楽しいと
は・・・! さすが野崎、おそるべし才能です。
彼のリズムの作りももちろん、キーボードのプレイも存分に楽しんでください。
ありがとぉ〜!野崎〜! (kashiwagi) |
 
というわけで曲目ごとの解説をしてきましたが、
今回も前作に引き続き、楽しくアルバム作りが出来ました。
これも、このアルバムに参加してくれて、たくさんのアイディアと素晴らしい演奏をしてくれたミュージシャンをはじめ、エンジニアの赤川さん、いいレコーディングができるような環境を作ってくれたスタッフ、そして、1から一緒に作ってくれた、相方で共同プロデューサーの越田太郎丸のおかげだと思っています。タロマくんと出会って7〜8年。彼からブラジル音楽を学び続けている感じですが、まだまだいろいろ吸収したいと思う程いろいろとアイディアと刺激をくれる相方と一緒に作れて幸せです。
もちろんいつも応援して下さる皆様あってのワタクシでございます。皆さんへの感謝もいつも忘れていません。
最後に、このCDを聴いてくれる皆さんがこの「航海記」の旅を楽しんで、いい笑顔になってくれたらいいなぁと願いつつ。
柏木広樹
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※ フォントの都合によりポルトガル語が正しく表記していない場所があります。(「Ilha
de Esperanca」「Respiraca」)ご了承ください。
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